迎春
あけましておめでとうございます。2018年お正月を迎えまして、今年も美味しいお節の話題です。
誰でもお正月と言えば家族で美味しいお節を食べて祝うことが何よりの幸せですね。
そんなお節料理は、そのご家庭ごとにさまざまなお好みの味がありますが、ここでは、先ずはお節料理にまつわるそれぞれの謂れや意味をご紹介致します。
沢山ありますので、その中から10種の代表的なあ節についてご紹介。
1 海老・・・長生き
腰が曲がるまで健康でいられますようにとの願いから来ています。
2 栗きんとん・・・金運・財運
黄金色を財宝に例え、豊かな一年になることを願います。
3 黒豆・・・無病息災
まじめに働き、豆に暮らせますようにと願います。
4 昆布巻き・・・喜ぶ
よろこぶの語呂合わせから、よろこびやめえたいことが広がるようにとの願い。
5 田作り・・・五穀豊穣
小魚を田畑の肥料としていたため、豊作を願います。
6 たたき牛蒡・・・無病息災
地に真っ直ぐに根を伸ばすため牛蒡は縁起が良いとされ、豊年と無病息災を願います。
7 数の子・・・子孫繁栄
子だくさんの鰊から、子孫繁栄を願います。
8 紅白なます・・・平安
お祝いの水引から赤と白で平穏無事を祝います。
9 鯛・・・めでたい
語呂合わせからねでたいとして祝います。
10 伊達巻・・・学問成就
巻物に似た形から、文化・教養の成就を願います。
こんな風に、簡単に10種上げただけでも、忘れていることが多いですよね。何となく食べていますが、それぞれに長い日本の風習からの人々の願いが込められていることを知るのも、また面白いものです。
http://uenotakako.com/?p=9553